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サーフィンのルール&マナー【初心者必見】

サーフィンのルール&マナー

いざ、サーフィンを始めようと思ってもサーフィンや海についての基礎知識がないと、行っても何していいか分からなかったり、どうすればいいか分からないものです。
まずはサーフィンをやる上で基本的な知識・ルールは最低限、頭に入れてから海に行くようにしましょう。
特に、海は自然なので、時に私たちの予想しないようなことも起こり得ます。
自分の身を守るためにも、またみんなで気持ちよくサーフィンをするためにも、しっかり基礎知識は覚えておきましょう。
 

海に入る前の基礎知識

まずは海に入る前の基礎知識になります。 サーフィンに行こうと決めてから、海に入るまでにすることは マナーなどを紹介していきます。

波情報・天気図のチェック

波情報・天気図は事前にチェックしておきましょう。 今では波情報サイトがいくつかあるので、 そのサイトを見れば自分が行くポイントの波の高さや水温、風向きなどが分かるようになっています。 初心者の時は大きすぎる波で練習すると危ないので 波情報サイトを活用して、自分のレベルに合ったポイントを探してみるといいですね。 また、天気図や潮見表も見れるようになるともっと便利です。 天気図の見方が分かってくると、その日だけでなく 今後どうなっていくかが一目で読めるようになります。 波の動向やコンディションがあらかじめ予想できると 良い時に標準を合わせて準備することも可能ですね。

駐車場のマナーは守る

駐車マナーはしっかり守りましょう。 ポイントによって駐車場があったり、なかったり様々ですが その場所ごとにルールやマナーがあります。 初めて行くポイントの場合、分からないと思うので 事前にネットで「ポイント名 駐車場」などで検索して、どこに駐車場があるか調べたり、 ポイント近くのサーフショップに行って聞いてみるなどしてください。 迷惑駐車をすると町の人も困るし ローカルサーファーにも迷惑がかかってしまうので注意しましょう。 また、サーフポイントでは車上荒らしが多発しているので セキュリティ面を考えてもマナーは守りたいですね。

ゴミを見つけたら持ち帰る

サーフィンの基礎知識というより、人としてもモラルなような気もしますが サーファーとして海を使わしてもらうからには、海をキレイにすることも忘れてはいけません。 自分がゴミを出したなら、持ち帰るのは当たり前ですが 関係のないゴミが落ちていても拾って持ち帰るようにしましょう。 みんなで海をキレイする精神で 気持ちよくサーフィンができるように環境は自分たちで作りましょう。

 

サーフィンにおける5つの基礎ルール&マナー

いくつかルールやマナーがありますが、この記事では初心者の方でも「これさえしておけば問題ない」というような、基本的なルール&マナーをご紹介します。
 

1つの波に1人

1つの波に1人
サーフィンのルールで一番よく耳にするのが、「1つの波に1人」という「ワンマン・ワンウェーブ」とも言われるルール。

どういう事かと言うと、「ピークに一番近くて、一番先に立った人」が、その波の優先権を持っていることになります。ピークというのは、波の割れ始めたポイント。

そのため、ピークに一番近い人が先にテイクオフしたのに、構わず自分もテイクオフをするといった行為は危険なので禁止されています。

とはいえ、湘南エリア(特に茅ケ崎エリア)は人が混雑していることが多いです。
そんな場所で「1つの波に1人」のルールを守っていると一生乗ることができません。

ポイントによってはこのルールはなく、1つの波に対して複数人が乗ることポイントもあります。

もし、初めてでそのポイントのことが分からない場合は、周りの人に聞いたり、サーフショップで情報を聞きましょう。

優しい人が多いので初心者の人やルールを守ろうとする人を、無下にしたりはしないので安心してください。

ドロップイン(前乗り)しない

前乗りはしない
2つ目のルールはドロップインの禁止です。
ドロップインとは、上にも書いていますが「前乗り」のことです。

先に乗ってる人があるのに、その前に横入りすることはとても危険なんで禁止されています。

何より危ないですし、自分がされて嫌ですよね。
自分がされて嫌なことはルールという以前に人としてやってはいけません。

みんなで快適にサーフィンをするためにも気を付けましょう。

もし、万が一ドロップインしてしまった場合は、すぐに邪魔にならないようにプルアウト(その波から外れること)しましょう。

相手が上級者だと上手く回避してくれるのですが
プルアウトが間に合わないと思ったら「大きな声」を出しましょう。

1つ目に紹介した「1つの波に1人」の項目で、湘南エリアなどの混雑したポイントでは複数人で乗ることがあると言いましたが、複数人で乗る場合も「ドロップイン」は危険なので気を付けるようにしましょう。
 

ライディング中のサーファーを邪魔しない

ライディング中のサーファーを邪魔しない
3つ目のルールは「ライディング中のサーファーを邪魔しない」。
こちらも危険なことなので気を付けましょう。

いわゆる”ライディング中のサーファーの走路に入らないように”と言うことです。

沖のほうから波に乗ってるサーファーがいるときに、そのサーファーの目の前を通るように沖へ向かうのは危険です。

必ず波にに乗っているサーファーの背後に回ってから沖へ向かうようにしましょう。

また、アウトサイド(沖のほう)から波に乗った人に優先権があり、その人を邪魔するかのようにインサイドから波に乗ったりもしてはいけません。

あくまで優先権は「アウトサイド」です。
 

ボードはなるべく離さない

ボードはなるべく離さない

4つ目のルールは「ボードはなるべく離さない」

サーフィンのボードにはロングボードやファンボード、ショートボードと関係なく、フィンがついていたり、ショートボードの場合は先が尖っていたりと、人に当たると危ない箇所が多い為、なるべく自分のボードは離さないようにする事が大切です。

ボードを離してしまうと、数メートル先に行ってしまうので、少し遠くにいた人でも危険になることがあります。

初心者の頃は難しいかもしれませんが、プルアウト(その波から外れること)するときも、出来ればボードと一緒にプルアウトしましょう。広いポイントだと問題ありませんが、人が密集している混雑エリアでは特に気を付けるようにしましょう。
 

海をキレイにする

海を綺麗にする

5つ目のルールは「海をキレイにする」

野球選手などのスポーツ選手が練習後にグランドをキレイにするのと同じで、サーファーとして海や砂浜をキレイにするのがマナーです。

当たり前ですが、ゴミを出してしまったなら持ち帰るし、ゴミが落ちていたら拾って捨てます。

サーフポイントによっては定期的に「ビーチクリーン」などの、砂浜や周辺を掃除する活動もしているので時間が合えば参加してみるのもおすすめです。

”来た時よりもキレイして帰る”

この気持ちをもってサーフィンを楽しみましょう。

 

海の基礎知識

次に海についての基礎知識になります。 海は自然なので、時に危険なこともありますが 事前に基本的なことを知っていれば対応できるはずなので、 しっかり身に付けておきましょう。

離岸流に注意

離岸流


海に入っていて怖いのが「離岸中」です。 「カレント」と呼ばれていますが、いわゆる潮の流れになります。 沖に出ようとして、知らずのうちにカレントに乗ってしまうと そのまま流されて戻ってこれないような場所まで行ってしまうこともあります。 サーフィン経験者でもカレントには注意するようなものなので 初めは入る前に海を眺めて、カレントが発生してるかしてないかをチェックしましょう。 テトラ付近など発生しやすい場所はありますが、ポイントによって異なるので 分からない場合は、サーフショップで聞いてみたり、近くにいるサーファーに聞いたりして 確認してみてください。

 

波は海の満ち引きで変わる

海には満ち引きが存在します。 ハイタイド(満潮)・ロータイド(干潮)と言われていますが この満ち引きによって、波のコンディションが大きく変わってきます。 ポイントによってハイタイドのほうが良いのか、ロータイドのほうが良いのかはバラバラなので 事前に波情報サイトで、潮見表と波の状況を確認して照らし合わせることをおすすめします。

 

風向きによって波のコンディションが変わる

波のコンディションは風向きによって決まります。 「オフショア」「オンショア」という言葉を聞いたことはないでしょうか? 「オフショア」とは陸から海に向かって吹く風向きのことを言い、 「オンショア」とはその逆で、海から陸に向かって吹く風向きのことを言います。 サーフィンに向いているのは「オフショア」になります。 理由としては、陸から海に風が吹くので、波の面が風を受けてキレイに整います。 波の面が整っていると滑りやすく、サーフィンがしやすくなります。 逆に「オンショア」だと、波がガタガタになってしまうことが多いので 風向きもチェックしておきたいポイントです。
 

まとめ

サーフィンにはルールやマナーが多いと思う人もいるかもしれませんが、危険を回避して、みんなで気持ちよく楽しむためには必要なことです。

また、ルールと合わせて基礎知識もしっかり頭に入れておいてください。
海や波についてはサーファーにとっては重要な要素になります。

サーフィンをやっているうちに自然と身についてくるものですが、初心者のころから少し意識するだけで上達が早くなったり、チェックする癖がつくので、ぜひ心がけてみて下さい。

サーフィンのルール&マナー【初心者必見】